「コエンザイムQ10」をご存じでしょうか。今はまだ聞きなれない言葉かもしれません。しかしこのコエンザイムQ10(以下CoQ10(コーキューテン))は、日常的な健康を維持する重要な働きを担っているのです。老化を遅らせ、加齢に伴う疾病の予防や治療に向けた薬品やサプリメントの物質として、研究者たちから大きな期待を受けています。「コエンザイムQ10」は、生活習慣病が気になりはじめた中高年をはじめ、肌の老化を気にする女性や、運動機能を高めるためのスポーツ選手などに愛用されており、欧米では、常に売上ベスト3にランクされるほどの栄養補助食品です。
海外ではCoQ10は日常的に服用されていますが実は、純粋なCoQ10の製造は日本が有名なのです。
コエンザイムQ10が減少すると身体がサビると言われるのには理由があります。
魚や肉を冷蔵庫に入れずに放っておけば数時間で成分の脂質が酸化されにおいがつきます。私たちの体も同様に酸化されやすい脂質をたくさん持っています。脂質の酸化を防ぐ抗酸化物質の代表は、皆さんよくご存知のビタミンEです。しかし、生体脂質の酸化を効果的に防ぐにはビタミンEだけでは不十分で、コエンザイムQ10が一緒にあることが重要であることが最近の研究で明らかになりました。しかもコエンザイムQ10は、ミトコンドリアだけでなく、体のあらゆる場所に存在して抗酸化物質として働いています。
また、細胞の元気の素であり、体を錆びつかせないためにも必要な大切な物質ですから、私たちは自らの体の中で合成しています。しかも、多くの臓器のコエンザイムQ10濃度は20代をピークに減少していきます。ひとときも休まずに働いている心臓ですが、40代で30%、80代で50%以上ものコエンザイムQ10が失われます。これは大変な問題です。
これまでいろいろな老化の仮説が提唱されてきましたが、もはやコエンザイムQ10を無視することはできません。
ほとんど全ての細胞にミトコンドリアがあり、体中のあらゆるところにコエンザイムQ10があるのですから、サプリメントをとることにより実感できる効果はひとりひとりで違いがあります。
よく聞かれるのは、疲れにくくなった、元気はつらつになった、肌が美しくなった、二日酔いがなくなった、足のむくみがとれた、集中力が増した、頑張りがきくようになった、風邪を引かなくなった、歯ぐきがしっかりしたなどです。
コエンザイムQ10不足になる中年以降の人に強く実感されるようです。
自分自身の身体に老化が感じられたら、ぜひコエンザイムQ10を補いたいものです。